ゲルギエフ&ウィーン・フィル/1998年「ザルツブルク音楽祭」ライブ盤

今回の紹介盤ヴァレリー・ゲルギエフ&ウィーン・フィルによる1998年のザルツブルク音楽祭におけるチャイコフスキー「交響曲第5番」ライブ録音はゲルギエフのウィーン・フィルとの初共演でもあった (写真1  CDジャケット、蘭PHILIPS-462 905-2 1999年初出盤)。 ザルツブルク音楽祭開幕初日7月26日のオーケストラ・コンサートのメイン・プログラムである。 カリスマ指揮者ゲルギエフによる白熱の名演でリリース当時大変話題になった。 ただCD録音データには「1998年7月」とあるのみで日付は記載されてない。 しかし演奏終了後の興奮した聴衆の盛大な拍手が収録されておりおそらく一部ゲネ・プロ等々の演奏からも一部使用し編集されたものと思われる (写真2  CD演奏・録音データ)。 ちなみに当日のプログラム前半にはムソルグスキー(ショスタコーヴィチ編曲)「死の歌と踊り」がドミトリ・ホロストフスキー(Bar)と、プロコフィエフ「ピアノ協奏曲第2番」がイエフィム・ブロンフマン(Pf)と演奏され全プログラムの模様は後日NHK FMの「海外クラシック・コンサート」の時間に放送された。

写真1    ゲルギエフ&ウィーン・フィル「チャイコフスキー交響曲第5番」1998年ザルツブルク音楽祭ライブCDジャケット(蘭フィリップス初出盤-462 905-2)

写真2    CD演奏・録音データ