サイモン・ラトル&フィルハーモニア管によるホルスト組曲「惑星」
サー・サイモン・ラトル&フィルハーモニーア管弦楽団による1980年12月録音ホルスト組曲「惑星」は彼の日本デビュー盤でもあった。 当時彼は弱冠25歳の若さでバーミンガム市交響楽団の首席指揮者を務めていた時代である。 この国内盤LPは東芝EMIから1982年にリリースされたがそれほど話題にならなかった記憶がある。 しかし今聴き直してみるとなかなか表現豊かな展開がいかにもラトルらしい。 紹介CDは廉価盤として1996年に英EMI CLASSICS」からヤナーチェク「シンフォニエッタ」(1982年録音)を加えてリリースされた (写真1 CDジャケット、英EMI CLASSICS-WHS 5 69244 2 /写真2 CD演奏データ) 。 尚、ラトルはこの作品を2006年にベルリン・フィルとコリン・マシューズ作曲の「冥王星」と共にライブ録音(EMI)している。