サヴァリッシュ&ドレスデン国立管弦楽団による「シューマン交響曲全集」
今回の紹介盤は日本のクラシック音楽ファンにも大変馴染みが深かったウォルフガング・サヴァリッシュの「シューマン交響曲全集」である。 このレコードは英EMIと当時東独シャルプラッテン(VEB Deutsche Scallplatten)との共同企画でドレスデン国立管弦楽団と1972年9月、ドレスデンの聖ルカ教会で録音された。 当時まだ49歳のサヴァリッシュが得意のシューマンを溌剌と聴かせている。 紹介盤は翌1973年に英EMIより3LP BOXセットでリリースされた。 全集には交響曲全4曲のほか同時収録された「序曲、スケルツォとフィナーレ」作品52、「マンフレッド」序曲 作品115が収められている (写真1 3LP BOX、英EMI SLS 867/写真2 LPレーベル面)。