サー・トマス・ビーチャムによるベートーベン「田園」
20世紀イギリスの名匠サー・トマス・ビーチャム(Sir Thomas Beecham/1879~1961、写真1)はロンドン・フィル、ロイヤル・フィルを創設、ディーリアスのスペシャリストとしても知られた。 モノラル時代からステレオ初期録音まで数々のレコード録音も残した。 今回の紹介盤は彼がロイヤル・フィルとのベートーヴェン交響曲第6番「田園」である。 演奏もさることながらジャケット・デザインも気に入っている (写真2 LPジャケット、日本コロムビア-XL 5018)/写真3 LPレーベル面)。 1950年代初期の英コロムビア録音でこのLPは1950年代中ごろ日本コロムビアからリリースされた。 当時はジャケット裏面に英文解説、その日本語訳が別添えされていた (写真4 別添の日本語訳解説表紙)。