サー・ネヴィル・マリナー指揮によるストラヴィンスキー「プルチネルラ」&「ミューズの神を率いるアポロ」

サー・ネヴィル・マリナー(Sir Neville Mariner/1924~2016 写真1)は自ら創設した「ジ・アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(The Academy of Saint Martin-in-the-Fields、通称「アカデミー室内管弦楽団)と相当数のレコード録音を残している。 日本で彼の人気が急上昇した発端は1971年にリリースされた斬新で新感覚のヴィヴァルディ「四季」のレコードだったと思う(写真2 国内盤初出LP ジャケット、キングSLA(A)-1020、1969年英Argo録音)。   数々の懐かしい彼の英アーゴ(Argo)初期録音群は明快、流麗、格調ある演奏に魅了される。 今回の紹介盤は同様に1967年初期Argo録音ストラヴィンスキーの舞踊音楽「プルチネルラ」組曲と「ミューズの神を率いるアポロ」がカップリングされたものでこの国内盤は1969年にリリースされた。 先の「四季」と共に「Argo」録音の素晴らしさも楽しめる1枚である (写真3 LPジャケット、キングSR 547/写真4 LP演奏データ)。

写真1    サー・ネヴィル・マリナー(インターネット画像から)

写真2    マリナー&アカデミー室内管「四季」国内盤argo-LP初出ジャケット(SLA(A)-1020)1971年リリース

写真3    LPジャケット(国内盤argo-SR 547)1969年リリース盤

写真4-写真3演奏データ(LPジャケット裏面)