シューマン「4つのホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュトゥック」

〜フランツ・コンヴィチュニー指揮ゲヴァントハウス管弦楽団、1961〜

今回スポットをあてるシューマンの「4つのホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュトゥック」はもうひとつのピアノと管弦楽のための作品「コンツェルトシュトゥック(小協奏曲)」として知られる「序奏とアレグロ・アッパショナート」と同時期(1849年)に書かれた作品である。 4人のホルン独奏者による協奏曲作品で3楽章構成だが休みなく続けて演奏される。 演奏時間はおよそ20分の素朴でロマン的なホルンの響きに魅了される。 紹介盤はフランツ・コンヴィチュニー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、4人のソロは当時の楽団首席奏者ペーター・ダムほかヘルマン・メルケル、ヴェルナー・ピルツゲオルク・ペーナーである。 オルジナルは当時の東独エテルナ(ETERNA)音源でこの紹介の国内盤LP (フォンタナ盤)もオリジナル盤と同一の「交響曲第4番」とのカップリングでリリースされた(写真1 LPジャケット、国内盤fontana-SFON-7533 /写真2 LPレーベル面)。

写真1 コンヴィチュニー&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管/シューマン「交響曲第4番&4つのホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュトゥック」LPジャケット、(国内盤fontana-SFON-7533)

写真2    LPレーベル面