シルヴェストリ&フィルハーモニア管による 「チャイコフスキー交響曲第5番」
コンスタンティン・シルヴェストリ(Constantin Silvestri/1913~1969)&フィルハーモニア管弦楽団の1957年ステレオ録音、チャイコフスキー後期交響曲はいずれも彼の個性がにじみ出た興味深い演奏で今もよく耳を傾けている。 紹介LPは1960年代初頭リリース、王冠マークの英REGAL-EMI盤である(写真1 LPジャケット、英REGAL SREG 1085/写真2 LPレーベル面)。 録音も大変良好、この時代の録音はやはりアナログLPで聴くのが一番だと思う。 裏面にはボロディン未完のオペラ「イーゴリ公」序曲(グラズノフ管弦楽編曲版-1959年録音)がフィルアップされている。 尚、未完の第3幕・第4幕もその後残されたスケッチをもとにリムスキー=コルサコフとグラズノフが補筆完成している。