シルヴェストリ&ボーンマス響/リムスキー=コルサコフ交響組曲「シェエラザード」

リムスキー=コルサコフの代表作、交響組曲「シェエラザード」の名盤の数々はこれまでも何度となく紹介してきたが今回スポットをあてる個性派指揮者コンスタンティン・シルヴェストリ(Constantin Silvestr/1913~1969)のボーンマス交響楽団首席指揮者時代1966年録音もまた好んで聴く1枚である。 この演奏を聴くと彼が1964年NHK交響楽団に客演したことが思い浮かぶ(写真1 シルヴェストリN響客演プログラム冊子から)。 演奏は録音の素晴らしさと共に当時のコンサート・マスター:ジェラルド・ジャービス(Gerald Jarvis)のヴァイオリン・ソロが 秀逸である。 ちなみに彼は1990年代に東京都交響楽団のコンサート・マスターも務めている。 紹介LPは1970年に早くも廉価盤の東芝セラフィム名曲シリーズでリリースされた (写真2 LPジャケット、東芝セラフィムAA-5021/写真3 LPレーベル面)。

写真1    シルヴェストリ客演NHK交響楽団第445回定期公演プログラム冊子から

写真2    シルヴェストリ&ボーンマス響/R.コルサコフ交響組曲「シェエラザード」LPジャケット(東芝セラフィムAA-5021)

写真3    LPレーベル面