ジュリーニ&ウィーン・フィルによるブルックナー「交響曲第8番」

カルロ・マリア・ジュリーニがウィーン・フィルと1980年代中・後期に録音したブルックナー後期三つの交響曲のうちこの「第8番」が最初のセッションだった。 彼は1984年春のウィーン芸術週間にウィーン・フィルに客演、プログラムにも取り上げている。 このセッションも当時並行して楽友協会大ホールで行われた。 ジュリーニの風格とスケール感ある演奏でウィーン・フィルのたおやかで優美なサウンドも魅力である。 紹介盤は1985年国内盤初出2LPセットだがCDでも同時リリースされた (写真1 2LPジャケット、国内盤グラモフォン 52MG 0856-57/写真2 LPレーベル面)。

写真1    C.M. ジュリーニ&ウィーン・フィル「ブルックナー交響曲第8番」2LPジャケット(国内盤グラモフォン-52MG 0856-57)1985年リリース

写真2    LPレーベル面