ダニエレ・ガッティのレスピーギ「ローマ三部作」
ミラノ出身の世界的名指揮者ダニエレ・ガッティ(Daniele Gatti/1961~ )が日本で幅広く知られるようになったのはイギリス、コニファー(Conifer)録音、レスピーギ「ローマ三部作」だったと思う。 彼がローマの聖チェチーリア音楽院管弦楽団首席指揮者時代1996年の録音である。 当時このConifer ClassicsはEDR(Extended Dynamic Range)つまりダイナミック・レンジを幅広くとった録音に注目されこの「ローマ三部作」もこの方式によるものである。 とりわけ「ローマの松」フィナーレに圧倒される若きガッティの名盤である (写真 CDジャケット、英CONIFER CLASSICS75605 51292 2 /1997年リリース盤、–ガッティのサインは1999年6月「ロイヤル・フィル」との来日公演で)。