ドロルツ弦楽四重奏団のシューベルト

ドロルツ弦楽四重奏団(DROLC STRING QUARTET)のレコードは先月ハインリヒ・ゴイザー(Heinrich Geuser)との共演盤モーツァルト&ウェーバー「クラリネット五重奏曲」を紹介済み(漫遊記1511)だがピアノのカール・エンゲル(Karl Engel/1923~2006)をむかえてのシューベルトの名曲「ピアノ五重奏曲イ長調”ます”」も忘れ得ぬ1枚である。 紹介LPは裏面にシューベルト「弦楽四重奏曲第14番”死と乙女”」がカップリングされた1970年リリースの「世界の名曲1000シリーズ」(キング-セブンシーズ)の廉価盤である。 独アリオラ・オイロディスク(Ariola Eurodisc)音源、1960年代ステレオ録音で格調高い演奏にはまってしまう。 「ます」のコントラバスは名手ゲオルク・ヘルトナーゲル(Georg Hörtnagel/1927~2020)である (写真1 LPジャケット、キング-セブンシーズGT 1025/写真2 LPレーベル面)。

写真1    LPジャケット(キング-セブンシーズGT 1025)1970年リリース盤

 

写真2    LPレーベル面