ネヴィル・マリナー&アカデミー室内管弦楽団によるドヴォルザーク「弦楽のためのセレナード」ほか
今回はネヴィル・マリナー&アカデミー室内管弦楽団による1970年前後の英アーゴ(Argo)録音からドヴォルザーク「弦楽のためのセレナード ホ長調 作品22」とグリーグ「ホルベアの時代から組曲 作品40」がカップリングされた1枚を紹介したい。 このレコードの国内初出は1970年代初頭と記憶しているが紹介盤はそのおよそ10年後に再リリースされた廉価盤である (写真1 LPジャケット、国内盤キング-ロンドンK16C-9125/写真2 LPレーベル面) 。 この録音の素晴らしさと共にマリナー&アカデミー室内管弦楽団の精緻で優美なハーモニーに魅了される。 また同コンビは前者ドヴォルザークを1980年代初頭に蘭フィリップス(Philips)後者グリーグを1990年代に独ヘンスラー(Hänssler)に再録音している。