ハンス・クナッパーツブッシュ&ウィーン・フィル、1962ライブ映像

〜 ”1962年ウィーン芸術週間コンサート” 初出ライブ映像 〜

今回紹介する映像は2002年に初リリースされたハンス・クナッパーツブッシュ&ウィーン・フィル「1962年ウィーン芸術週間」における貴重ライブDVDである。 コンサート会場はオペラやミュージカル上演で200年以上の歴史があるアン・デア・ウィーン劇場 (Theater an der Wien)でこの年1962年にリニューアル再オープンされた (写真1・2  アン・デア・ウィーン劇場-1996年1月4日筆者撮影)。 映像は劇場再開祝賀コンサートも兼ねて開催された1962年5月31日の演奏を収録したものである。 収録作品はベートーヴェン「レオノーレ序曲第3番」続いてヴィルヘルム・バックハウスをソリストに招いたベートーヴェン「ピアノ協奏曲第4番」そしてラストはクナッパーツブッシュが得意とするワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」から「前奏曲と愛の死」、当時ワーグナー歌いのソプラノ第一人者とも呼ばれたビルギット・ニルソンが登場という超豪華プログラムである。 ちなみに当時のウィーン・フィルのコンサート・マスターはワルター・バリリとウィリー・ボスコフスキーが務めていた (写真3 「ウィーン芸術週間1962」 DVDジャケットTDKコア-TDBA-0016/写真4  DVD映像収録データ)。

写真1    アン・デア・ウィーン劇場(筆者撮影1996年1月4日)

写真2    アン・デア・ウィーン劇場(筆者撮影1996年1月4日)

写真3    クナッパーツブッシュ&ウィーン・フィル「1962年ウィーン芸術週間ライブ映像」DVDジャケット-TDKコアTDBA0016) 2002年リリース

写真4    DVD映像収録データ