バーンスタイン&イスラエル・フィルによるプロコフィエフ交響曲第5番、1979
〜1979年8月、デジタル録音ライブ盤〜
レナード・バーンスタインは1966年にニューヨーク・フィルハーモニックとすでにこのプロコフィエフ「交響曲第5番」を録音していたが今回の紹介盤はイスラエル・フィルハーモニックとの1979年8月のコンサート・ツアー、ミュンヘンにおけるデジタル録音ライブ盤である。 ちなみに彼はこの年の前月にはニューヨーク・フィルハーモニックと来日公演を行っていた (写真1 バーンスタイン&ニューヨーク・フィルハーモニック来日公演プログラム、1979年)。 全体的に遅めのテンポで振るこのライブ盤では堂々としたスケール感がさらに魅力的だった。 録音プロデューサー&ミキシング・エンジニアは米コロムビアのジョン・マックルーアが務めている。 ライブ録音とはいえ会場ノイズはほとんど聴こえず演奏後の拍手もカットされているのでおそらくゲネ・プロなどを中心に編集されたものではないだろうか。 紹介LPはCBSソニー国内盤初出ジャケット(レギュラー盤、写真2/写真3 LPレーベル面)だが「デジタル・マスター・レコーディング」時代に入った当時「マスター・サウンド・シリーズ」でも同ジャケット・デザインでリリースされた。