バーンスタイン&ウィーン・フィルによるブラームス交響曲全集、1983

今日はなぜか無性にバーンスタイン&ウィーン・フィルのブラームスが聴きたくなり針をおろした。 1983年度の日本レコード・アカデミー大賞(交響曲部門)も受賞した名盤「ブラームス交響曲全集」である。 バーンスタインはすでに1960年代にニューヨーク・フィルハーモニックとも全集録音を完成していたのでこれは2度目の全集盤となる。 またデジタル録音による初のブラームス交響曲全集となった記念碑的録音で、しかも1981年~82年のウィーン楽友協会大ホールにおけるライブ録音である。 ただライブ盤とは云えほとんど会場ノイズは聴こえないのでこの録音もゲネ・プロ等々から編集されたものだろう。 演奏はことさら云うまでもなくバーンスタインの風格をダイレクトに感じさせるスケール感が魅力である。 紹介盤は1983年初出独グラモフォン4LPボックス・セットである (写真1 独グラモフォン-4LP BOX-2741023 /写真2 LPレーベル面、交響曲第1番)。

写真1    L. バーンスタイン&ウィーン・フィル「ブラームス交響曲全集」独グラモフォン1983年初出4LP BOX-2741023)

写真2    LPレーベル面(交響曲第1番)