バーンスタイン&ロンドン響ほか「マーラー交響曲第8番」
レナード・バーンスタイン(Leonard Bernstein/1918~1990)は1966年4月ロンドンに渡りロイヤル・アルバート・ホールにおいてマーラーの「交響曲第8番」俗に“千人の交響曲”と呼ばれる大作をロンドン交響楽団と演奏し大絶賛を浴びたと伝えられる。 今回の紹介盤は独唱者も同一メンバーでその直後にウォルサムストゥ・アセンブリー・ホール(Walthamstow Assembly Hall、ロンドン)でセッション録音された云わば記念碑的レコード録音となった演奏である。 紹介LPは当時のCBSソニー・レコードより1970年前後に2LP BOXセットでリリースされた国内初出盤である (写真1 2LP BOX-CBSソニー、SONC 10140~41/写真2 LP演奏者データ)。 リリース当時この国内盤はまだ数少なくこの紹介盤が代表盤だったことも懐かしい。