ピエール・デルヴォー&ハンブルク国立フィルによるメンデルゾーン「交響曲第4番”イタリア”」ほか
20世紀の名匠ピエール・デルヴォー(Pierre Dervaux/1917~1992、写真1)がハンブルク国立フィルに客演録音した珍しい1枚である。 紹介LPは1969年に日本コロムビア廉価盤「ダイヤモンド1000シリーズ」としてリリースされた。 独Ariola Eurodisc、1960年前後のステレオ音源でメンデルゾーン「交響曲第4番”イタリア”」と「真夏の夜の夢」の音楽からすでに作曲されていた「序曲」作品21と「スケルツォ」「夜想曲」「結婚行進曲」が収められている。 おそらくデルヴォー唯一のメンデルスゾーン交響曲レコード録音かと思うが演奏は彼らしい格調高い気品を感じた(写真2 LPジャケット、日本コロムビア MS-1018K 1969年リリース盤/写真3 LPレーベル面)。