ブロニスワフ・ギンペル(Vn)によるメンデルスゾーン&チャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」
20世紀の名ヴァイオリニスト、ブロニスワフ・ギンペル(Bronislaw Gimpel/1911~1979、写真1)の名盤については既に「漫遊記657」でブルッフとメンデルスゾーン(CD)を紹介済みだがこのたびレコード整理中に捜していたチャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」が出てきたので改めて取り上げてみたい。 紹介LPは1969年にリリースされた先のメンデルゾーンとカップリングされた日本コロムビアの廉価盤、ダイヤモンド・シリーズからの1枚である。 バックはメンデルスゾーンと同様、ヨハネス・シューラー指揮バンベルク交響楽団である (写真2 LPジャケット、日本コロムビアMS-1002-K/写真3 LPレーベル面)。 原盤は独アリオラ・オイロディスク(ARIOLA EURODISC)録音年代は同様に1960年前後と思われる。 ギンペルの数少ない録音の中でもこのチャイコフスキーは定評ある名演だが現在は入手困難と聴いたことがある。