ブーレーズ&ウィーン・フィル/ブルックナー交響曲第8番ライブ盤、1996

1996年9月ブルックナー没後100年を記念してゆかりの聖フローリアン修道院 (写真1  筆者撮影)で開催されたピエール・ブーレーズが指揮するウィーン・フィルによるブルックナー交響曲第8番のコンサート・ライブ盤である。 これは毎年9月リンツのブルックナー・ハウスとその近郊に位置する聖フローリアン修道院をメイン会場に開催される「ブルックナー国際音楽祭」一環のコンサートだった(写真2 ブルックナー国際音楽祭1987年パンフレット)。 ブーレーズが振るブルックナーは珍しく当時話題となった演奏である。 また同時に収録された映像ソフトもリリースされている。 やや快速テンポで振る演奏スタイルに自然に引き込まれた。 やはりウィーン・フィルのたおやかな響きはいつ聴いても素晴らしい。 この「第8番」はブーレーズ唯一のブルックナー交響曲録音となった (写真3 CDジャケット、独グラモフォン 459 678-2 、2000年リリース)/(写真4 CD演奏・録音データ)。

写真1    聖フローリアン修道院(筆者撮影・1987年)

写真2    「1987年ブルックナー国際音楽祭」パンフレット冊子

写真3    P. ブーレーズ&ウィーン・フィル「ブルックナー交響曲第8番」聖フローリアン修道院ライブCDジャケット(独グラモフォン-459 678-2 )

写真4    CD演奏・録音データ