ベッリーニ 歌劇「ノルマ」、マリア・カラスの名盤で
〜 1954年モノラル録音/1960年ステレオ録音 〜
世紀のプリマドンナ、マリア・カラス(Maria Callas/1923~1977)の当たり役ベッリーニ歌劇「ノルマ」のセッション録音盤は1954年モノラル盤と1960年ステレオ盤(共にEMI録音)がある。 いずれも名盤として知られており指揮はイタリア・オペラの巨匠トゥリオ・セラフィン(Tullio Serafin/1878~1968)によるものだがセッション会場は1954年盤がシネマ・メトロポール、ミラノ(Cinema Metropol,Milano)」、1960年盤はミラノ・スカラ座(Teatro Alla Scala)で共演者が異なりポリオーネ役にフランコ・コレッリ(テノール)、アダルジーザ役にはクリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)とさらに充実感を感じた。 BOX「独EMI-Electrola盤」(写真1)、ステレオ盤は1978年リリース3LP BOX「米Angel盤」(写真2)である。