ベトナム&マレーシアの魅力を巡る旅(1)、2013年1月
〜 ホーチミン・シティーにて (その1)、2013年1月19日 〜
今回より東南アジアからベトナムとマレーシアの旅を取り上げてみたいと思う。 どちらの国も魅力あふれる国だがまだ比較的記憶にも新しい2013年1月の旅を綴っていきたい。 当時筆者は1週間の日程で目覚ましい経済発展が進むベトナム(ホーチミン・シティ/ハノイ)と多民族・多言語国家で様々な顔を持つマレーシア(クアラ・ルンプール/マラッカ)を巡ってみた。
第1回目はベトナム経済の中心都市、ホーチミン・シティ(旧サイゴン)の魅力にスポットをあててみたい。 東京からホーチミン・シティまでは空路約4,000Km、ベトナム航空の直行便で約6時間余り朝9時半に成田を飛べば現地時間午後2過ぎ(日本との時差、-2時間)にはホーチミン・シティ-タンソンニャット国際空港に到着する(写真1 タンソンニャット国際空港到着、筆者撮影)。 空港から市内中心までは約10Km弱と近い。 先ずこの街のシンボル、聖母マリア大聖堂に向かう。 この教会は当時フランスの植民地時代19世紀に建立されたネオ・ゴシック様式のカトリック教会で赤レンガが美しく映える(写真2 聖母マリア大聖堂、筆者撮影)。 聖堂内は明るくしっとり趣きある雰囲気が印象的だった(写真3 聖堂内部、筆者撮影)。 またこの聖堂に隣接した中央郵便局も19世紀末に建設されたクラシックな建造物である(写真3 中央郵便局、筆者撮影)。 内部スペースも広々しておりアーチ型の天井もなかなかの雰囲気があった(写真4 中央郵便局内部、筆者撮影)。 またベンタイン市場と呼ばれる20世紀初頭に建設されたホーチミンの最大の市場も見ものである。 食料品、衣料品、雑貨、土産物等々多数の商品を売る店が並び賑わっていた(写真5 ベンタイン市場、筆者撮影)/ (写真6 市場内部、筆者撮影)。 ところでこの国のコーヒー豆の生産量はブラジルに次いで世界第2位、ヘーゼル・ナッツなどフレーバー・コーヒー豆も種類が豊富でカフェも多くコーヒー好きの筆者には楽しめた(写真7 街のコーヒー豆店、筆者撮影)。
一般公開はされていないが優雅なコロニアル建築様式のホーチミン市庁舎(ホーチミン人民委員会庁舎)の前には「ホー・チ・ミン像」があり撮影ポイントとして観光客に人気がある(写真8筆者撮影)。 尚、2015年にはこの像は立像になりブロンズ製に置き換えられたそうである。 ホーチミン市民劇場としても知られるオペラハウスもフレンチ・コロニアル様式建築でキャパシティは一時1.800人規模だったそうだが現在の収容人数は約500人とのことだった。 毎日ではないがオペラ、演劇、バレー、オーケストラ・コンサート等々が開催され人気のスポットである(写真9 オペラハウス、筆者撮影)。
(つづく)