ベニー・グッドマンによるウェーバー「クラリネット協奏曲」

連日の猛暑が続く中、久しぶりにLPレコード整理中にベニー・グッドマン(Benny Goodman/1909~1986-写真1)の懐かしい1枚が出てきたので取りあげてみたい。 彼は米国出身、ジャズとクラシックの二刀流で大活躍した世界的名クラリネット奏者である。 紹介レコードは彼が1960年代後期、当時シカゴ交響楽団の音楽監督ジャン・マルティノンと録音したウェーバー「クラリネット協奏曲第1番ヘ短調作品73&第2番変ホ長調作品74」である。 彼は「スウィング・ジャズの王様」と称され日本でもジャズ分野での人気が高かったが筆者はこのレコードで卓越した彼の二刀流の素晴らしさを再認識した(写真2 LPジャケット、日本ビクターSRA 2606/写真3 LPレーベル面)。

写真1 ベニー・グッドマン(インターネット画像から)

 

写真2   LPジャケット(日本ビクター SRA 2606)1970年前後国内初出盤

 

写真3 LPレーベル面