ペーター・レーゼル(Pf)による「ピアノ協奏曲作品集」、2005

旧東独ドレスデン出身の世界的名ピアニストのペーター・レーゼル(Peter Rösel/1945~ )も今年77歳をむかえた。 彼がクルト・マズア率いるライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団と初来日したのは新進ピアニストとして欧州を中心に活躍中の1971年11月の事だった。 今回の紹介盤は彼が1969年から1991年にかけて録音したピアノ協奏曲作品を集大成した10枚組CDボックスである。 とりわけプロコフィエフ「ピアノ協奏曲第2番」ハインツ・ボンガルツ(Heinz Bongartz)指揮ライプツィヒ放送響/1969年録音の貴重盤や得意のベートーヴェン「ピアノ協奏曲全集録音」クラウス・ペーター・フロール指揮ベルリン交響楽団/1988年~1991年録音等々聴きごたえある名演である。 紹介BOXは「独Edel Classics」から2005年にリリースされたが現在では入手困難のようである (写真 ペータ・レーゼル「ピアノ協奏曲集」10CD BOX、独Edel Classics-0002832CCC)。

写真    ペーター・レーゼル による「ピアノ協奏曲作品集」(独edel Classics-10CD BOX 0002832CC)2005年リリース