ポール・パレー&デトロイト響”シベリウス交響曲第2番”、1959

〜 米マーキュリー のステレオ録音 〜

前回に続き今回も米マーキュリー「MERCURY LIVING PRESENNCE」シリーズHi-Fiステレオ盤から取り上げてみたい。 演奏はポール・パレー (Paul Paray / 1886~1979 、 写真1) がデトロイト交響楽団音楽監督時代の珍しい「シベリウス交響曲第2番」、パレー73歳、1959年録音である。 これはパレー唯一のシベリウス交響曲録音でもあった (写真2 LPジャケット、米MERCURY SR90204 / 写真3 LPレーベル面)。  この録音は全曲演奏時間も40分を切る快速テンポで振るパレーのアクが色濃くでた演奏でこんなスタイルのシベリウスもまた興味深かった。 彼は90歳を過ぎても現役で活躍した名匠のひとりだったが残念ながら生の指揮ぶりには接することができなかった。

写真1    ポール・パレー(インターネット画像)

写真2    ポール・パレー&デトロイト響「シベリウス交響曲第2番」LPジャケット(米マーキュリー SR90204 1959年ステレオ録音)

写真3    LPレーベル面