マゼール&クリーヴランド管弦楽団によるレスピーギ交響詩「ローマの祭 /ローマの 松」、1976
ロリン・マゼール(Lorin Maazel/1930~2014)はレスピーギの交響詩「ローマの松」を早くもステレオ初期1958年にベルリン・フィルと独グラモフォンにレコーディングしていた。 今回スポットをあてるクリーヴランド盤は彼がこの楽団の音楽監督時代、1976年に「ローマの祭」と共に英デッカに録音され当時優秀録音盤としても注目された。 またこの音源は後に米モービル・フィデリティ(Mobile Fidelity)からも高音質レコードとしてリリースされている。 鬼才マゼールのスケール感あるダイナミック・サウンドが楽しめる。 紹介盤は1977年英デッカ/米国リリース盤である (写真1 LPジャケット、英デッカ米国リリース盤CS 7043/写真2 LPレーベル面) 。 余談になるがこの当時マゼールはまだ「ローマの噴水」は録音しておらず三部作全曲録音はピッツバーグ響との1994年の録音だった。