モーリス・ジャンドロンのシューベルト「アルペジョーネ・ソナタ」ほか、1966
今回はフランス、ニース出身の世界的名チェリスト、指揮者としても活躍したモーリス・ジャンドロン (Maurice Gendron(1920~1990) 写真1)のチェロ名曲アルバムから1枚紹介したい。 1966年11月録音のシューベルト「アルペジョーネ・ソナタ」とベートーヴェンの3つの変奏曲作品が収められている (写真2 LPジャケット、国内盤PHILIPS-SFL 8525/写真3 LPレーベル面)。 紹介LPは1968年にリリースされた国内初出盤だった。 ジャンドロンの流麗で気品あふれる演奏が魅力的である。 またピアノ伴奏を務めるジャン・フランセ(Jean Françix/1912~1997)はピアニストでありフランス新古典主義の作曲家である。 ジャンドロンとの息のあった共演はよく知られている。