ヤコフ・クライツベルク&ネーデルランド・フィルによるドヴォルザーク交響曲第6番、2006

ヤコフ・クライツベルク(Yakov Kreizberg/1959~2011)がネーデルランド・フィル首席指揮者時代に録音した一連のドヴォルザーク後期交響曲の名演についてはすでに「漫遊記975」で「第7番」を取り上げている。 そこで今回は「第6番」にスポットをあててみたい。 このオランダのペンタトーン(PenTone)レーベルは高音質のSUPER AUDIO CDが売り物でその録音の素晴らしさにも魅了される。 このクライツベルクの「第6番」は「第1楽章」主題提示部反復も実行するなど彼の奥義の深さも感じる演奏時間50分弱を要し聴きごたえもある。 またCDには普段コンサートでもめったに聴く機会がない交響詩「水の精」(2005年録音)も収められている (写真1 CDジャケット、蘭PentaTone Classics-PTC5186 302/写真2 CD演奏データ)。

写真1    CDジャケット、蘭PentaTone Classics(PTC 5186 019)

写真2    CD演奏データ