ユーリ・バシュメットのブラームス交響曲第3番/チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」
ユーリ・バシュメット(Yuri Bashmet)はロシアの名ヴィオラ奏者で自ら弦楽アンサンブル:モスクワ・ソロイスツ(Moscow Soloists)を結成し2002年より1990年設立した国立ノーヴァヤ・ロシア交響楽団(Novaya Rossiya State Symphony Orchestra)の音楽監督に就任し指揮者としても活躍している。 ちなみに「ノーヴァヤ」とはロシア語で「新しい」を意味するそうである。 今回の紹介盤CDはこの楽団とのライブ盤、ブラームス「交響曲第3番」/チャイコフスキー交響曲第6番”悲愴”」である。 ブラームスの冒頭からユニークで「アク」の強い演奏が興味深い。 またチャイコフスキーもスケール感もあり聴きごたえある演奏になっている。 ブラームスが2005年2月7日、チャイコフスキーが2004年4月27日のコンサート・ライブで共に会場はモスクワ音楽院大ホールである。 2011年にオーストリア「ICA Classics」からリリースされた1枚である (写真1 CDジャケット、墺ICA CLASSCS-ICAC 5023 /写真2 CD演奏・録音データ)。