ローラン・ドゥアット指揮による「ドビュッシー&サティ」アルバム

前回に続きパルナス1000シリーズ(日本コロムビア廉価盤)から今回はステレオ録音を取り上げてみたい。 紹介盤はローラン・ドゥアット(Roland Douat/1921~1992)が指揮するスイス・イタリア語放送管弦楽団によるドビュッシー&サティ・アルバムである。 指揮者ドゥアットは1950年代にコレギウム・ムジクム、パリ (Le Collegium Musicum de Paris)を創設したことでも知られている。 紹介盤も前回同様、仏MUSIDISC音源、こちらは1960年代のステレオ録音でフランスの世界的女流ハーピスト、マリー=クレール・ジャメ(Marie-Claire Jamet)も共演している。 収録作品はドビュッシー「小組曲」(ビュッセル管弦楽編曲版)、無伴奏フルート独奏曲「シランクス(Syrinx)」(フルート:アントン・ツッピジェ(Anton Zuppiger)、「神聖な舞曲と世俗的な舞曲」(ハープ:マリー=クレール・ジャメ)、サティ「ジムノペディ第1番・第3番」(ドビュッシー管弦楽編曲版)である。 紹介LPは1972年にリリースされた (写真1 LPジャケット、日本コロムビア-RE 1523-MU/写真2 LPレーベル面)。

写真1    LPジャケット、日本コロムビア RE 1523-MU(1972年リリース)

 

写真2    LPレーベル面