ヴィルヘルム・シュヒター&101ストリングス・オーケストラのレア盤

〜グローフェ「グランド・キャニオン」組曲〜

ヴィルヘルム・シュヒター(Wilhem Schüchter/1911~1974 写真1)は1959年から1962年までNHK交響楽団常任指揮者としても活躍したがステレオ初期に「101ストリングス・オーケストラ」と「米サマセット(Somerset)・レーベル」に録音したレア盤、グローフェの代表作品「グランド・キャニオン」組曲を紹介したい (写真2 LPジャケット、米Somerset SF-7900/写真3 LPジャケット裏面/写真4 LPレーベル面)。 ちなみに「101ストリングス・オーケストラ」とはレコード録音専門の楽団としてヨーロッパの一流オーケストラのメンバーから構成された大編成オーケストラである。 レコーディングは一般的にポピュラー、セミ・クラシック音楽が中心である。 シュヒターとのこの録音も1960年前後のものと思われるが大管弦楽の色彩感あるステレオ効果が楽しめる懐かしの1枚である。

写真1    ヴィルヘルム・シュヒター(インターネット画像から)

写真2    ヴィルヘルム・シュヒター指揮101ストリングス・オーケストラ/グローフェ「グランド・キャニオン」組曲、LPジャケット(米Somerset -SF 7900)

写真3    LPジャケット裏面

写真4    LPレーベル面