中国、江南地方の景勝地を巡る旅(3)、2013年6月
〜 大運河沿いの街、烏鎮にて、2013年6月3日 〜
浙江省北部、大運河に面した街「烏鎮(うちん)」(中国語の発音は「ウーヂェン」)は「東洋のヴェネツィア」と呼ばれるほど素朴な古民家が水辺に立ち並ぶ魅力ある街である。 この街は「東柵」と「西柵」の二つのエリアに分かれているが今回は特に古い街並みも歩いて回ることができる「東柵エリア」をゆっくり散策した(写真1 烏鎮東柵の舟着き場、筆者撮影)。 この地区は2000年頃に観光スポットとして整備されたそうだがこの地には居住されている人々もおられるわけで生活感もリアルに感じとれた(写真2・3・4 水辺の生活空間、水路巡り、筆者撮影)。 昔にタイムスリップした自然で素朴な風景がレトロ好きの筆者にとってはとてもたまらなかった。 また古い街並みには工芸品などを展示した「資料館」も点在し興味をそそわれた。 通りの道幅は狭くこの日は観光客で大賑わいだった(写真5・6 観光客で賑わう古い街並み、筆者撮影)。 街の出入り口付近の広い通りは飲食店や土産物店などが立ち並んでおりこちらも観光客の目を引いていた(写真7筆者撮影)。
(つづく)