中国、江南地方の景勝地を巡る旅(8、完)、2013年6月
〜 上海にて(その2) 〜
「豫園商城」地区から次は超高層ビル「上海ワールド・フィナンシャルセンター」の展望台に移動した(写真1 上海ワールド・フィナンシャルセンター・ビル、筆者撮影)。 2013年当時、中国第1位を誇る高さ492mの超高層ビルであった(因みに現在は2016年完成高さ632mの超高層ビル「上海タワー」に1位の座を譲る)。 この「ワールド・フィナンシャルセンター」の展望台は94階・97階・100階とあり各フロアーにより入場料金も異なるようである。 高速エレベーターは一気に94階(423m)まで登る。 こちらからも写真のように素晴らしいパノラマ風景が眼下に広がる(写真2・3・4 94階から眼科に広がるパノラマ風景、筆者撮影)。 地上101階のこのビルには国際金融センターのほかホテル、オフィス、会議施設、メディア・センター、商業施設等々が集積、一つの高層都市機能が完成していることに驚きを感じた(写真5 夕暮れの「浦東(プードン)地区」の高層ビル群、筆者撮影)。 そして旅のフィナーレは市内を流れる「黄浦江」を遊覧船で巡るおよそ1時間余りのナイト・クルーズである。 ライトアップされた超絶な夜景はファンタスティックのひとことである。 まず「浦東(プードン)」地区の超高層ビル群の光輝く絶景(写真6・7筆者撮影)、反対側「外灘(ワイタン)」地区のクラシックな西洋建築群が美しく金色に輝く世界も圧巻だった(写真8・9-筆者撮影)。この筆舌に尽くしがたい光景は旅のフィナーレに花を添えた。
(完)