北ドイツの古都を訪ねて(1)、2003年7月
〜 緑豊かな街、ハノーファー 〜
今回より2003年7月、北ドイツの古都ハノーファー、ツェレ、ハンブルク、ロストックなど歴史的にも由緒ある街々の旅を綴っていきたいと思う。
第1回目は緑豊かな街としても知られるニーダーザクセン州の州都ハノーファー(Hannover)にスポットをあててみたい。 この街の歴史は古く中世後期(14世紀)にハンザ同盟都市の一つとして繁栄を遂げた。 昨今ではメッセ(国際産業技術見本市)が開催され世界中からの訪問客で賑わいを見せている。 またハノーファー中央駅は東西南北の路線が交錯し重要な役割を果たしている。 中央駅の前に立つ銅像は第4代ハノーファー王のエルンスト・アウグストである(写真1・2 ハノーファー中央駅、筆者撮影)。 筆者が特に気に入っている旧市街の街並みは伝統的な木組みの建物が立ち並ぶ。 この街の最古のゴシック様式のマルクト教会の塔が印象的だった(写真3 旧市街の街並み)。 レンガ造りの旧市庁舎(写真4筆者撮影)も味のある佇まいをみせている。 さらにハノーファー王の広大なフランス式庭園、ヘレンハウゼン王宮庭園に続く一直線の並木道の迫力に圧倒された(写真5筆者撮影)。 写真6は緑の木々の中を走り抜ける近郊電車のハノーファー・ライトレールである(筆者撮影)。
(つづく)