名匠レオポルド・ストコフスキーとサー・マルコム・サージェントの歴史的名録音

今回は20世紀の名匠、レオポルド・ストコフスキー(Leopold Stokowski/1882~1977)とサー・マルコム・サージェント(Sir Malcolm Sargent/1895~1967)の歴史的名録音から取り上げてみたい。 いずれもステレオ初期35mmマグネチック・フィルム録音として話題を呼んだ1959年録音(米エヴェレスト音源)である。 ちなみに紹介LPは日本コロムビアから廉価盤千円シリーズで1973年にリリースされた。 レコード第一面にストコフスキーによるヒューストン交響楽団音楽監督時代のスクリャービン「交響曲第4番”法悦の詩”」、第ニ面にサージェント指揮ロンドン交響楽団によるプロコフィエフ「組曲”キージェ中尉”」がカップリングされた1枚である。 もう60年以上も昔の録音だが驚くほど鮮明なサウンドに惹きつけられる(写真1 LPジャケット、日本コロムビア-RE 1603-EV/写真2 LPレーベル面)。

写真1    LPジャケット(日本コロムビア-RE-1603-EV)1973年リリース盤

写真2    LPレーベル面