景勝地ヴァッハウ渓谷、メルク修道院にて、1987年夏

ドナウ川流域でも特に美しい景観と云われるヴァッハウ(Wachau)渓谷、渓谷の両岸には古城や修道院が点在し観光船によるクルーズでも人気がある。 このクルーズについては次回紹介したいと思うがドナウの岩肌に建つ豪華絢爛な修道院であるメルク修道院(Stift Melk)にスポットをあててみたい(写真1  メルク修道院の入場チケット)。 この修道院の創建は1089年、現在の建物は18世紀に改築された見事なバロック様式でそのスケール感に圧倒される(写真2  修道院の正門、筆者撮影)。 正門をくぐると中庭へと続くがその雰囲気は静かで落ち着きを見せていた(写真3  修道院中庭、筆者撮影)。 そして壮大な修道院の正面(ファサード)はどこかの大宮殿を思わせる(写真4  修道院のファサード、筆者撮影)。 また10万冊以上の蔵書を誇る図書室には驚いた。 さらに修道院付設の教会も素晴らしい(写真5  修道院付設の教会、筆者撮影)。 修道院のテラスからはメルクの美しい旧市街が眺望できる(写真6・7 修道院テラスからメルク旧市街の眺望、筆者撮影)。 写真8は同じく修道院テラスから撮影したドナウの支流メルク川である(筆者撮影)。 尚、この地域は2000年に「ヴァッハウ渓谷の文化的景観」として世界遺産に登録されている。

写真1    メルク修道院入場チケット

写真2    メルク修道院の正門(筆者撮影)

写真3    修道院中庭(筆者撮影)

写真4    修道院ファサード(筆者撮影)

写真5    修道院 付設の教会(筆者撮影)

写真6    修道院のテラスからメルク旧市街眺望(1)(筆者撮影)

写真7    修道院のテラスからメルク旧市街眺望(2)(筆者撮影)

写真8    ドナウ支流のメルク川(筆者撮影)