重宝した懐かしの2LP廉価盤シリーズから

今回は重宝した懐かしの2枚組LP廉価盤シリーズから紹介したいと思う。 それは当時筆者がまだ学生時代1970年前後にCBSソニー・レコード(当時)からユージン・オーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団(米CBSステレオ音源)を中心に2LPセット2,500円でリリースされ通称SONW(ソンダブリュ)シリーズとして呼ばれていたものである。 紹介盤はオーマンディが得意としたR. シュトラウス交響詩「英雄の生涯」「ツァラトゥストラはかく語りき」の組み合わせ、ちなみに録音は「英雄の生涯」が1960年、「ツァラトゥストラ」は1963年だがその音質は耳を疑うほど素晴らしい。 また「英雄の生涯」の美しいヴァイオリン・ソロは1959年~1966年までこの楽団のコンサート・マスターを務めた伝説のヴァイオリニスト、アンシェル・ブラシロー(Anshel Brusilow/1928~2018)の音である (写真1 LPジャケット、CBS ソニーSONW 20099~100/写真2 LPレーベル面)。

写真1    LPジャケット、国内盤(CBS ソニーSONW 20099~100)1970年前後リリース2LP廉価盤シリーズ

 

写真2    LPレーベル面(SONW-20099)