懐かしの「東芝セラフィム名曲ダブル・シリーズ」から

今回は1970年代中頃に当時の東芝EMI廉価盤「セラフィム(SERAPHIM)」レーベルでリリースされた懐かしの2LPダブル・シリーズから取り上げてみたい。 紹介盤はマーラースペシャリストの一人としても知られたヤッシャ・ […]

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ポーランドの作曲家モニューシュコの歌劇「幽霊屋敷」

夏場の定番といえば「怪談話」や「お化け屋敷」だがポーランド国民主義音楽の祖モニューシュコ(Stanisław Moniuszko/1819~1872、写真1)傑作オペラのひとつに「幽霊屋敷(Straszny Dwór)」 […]

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コンサート・ホール盤のイタリア・オペラ全曲盤から,ヴェルディ「椿 姫」 

筆者が学生時代オペラ全曲盤レコードは高価だった当時、自由な会員制レコード・クラブ「コンサート・ホール盤」は比較的廉価で重宝した。 今回の紹介盤ヴェルディ「椿姫」(2LP BOX)もその一つである。 タイトロールを歌うソプ […]

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ゲーナ・ディミトローバのパリ、ライブ 1985

〜 プッチーニ歌劇「トゥーランドット」〜 ブルガリア出身、20世紀に活躍した世界的ソプラノ歌手ゲーナ・ディミトローヴァ(Gena Dimitrova/1941~2005)は「トゥーランドット」の当たり役として定評があった […]

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モンテヴェルディ  歌劇「ポッペアの戴冠」

マグダ・ラースロ、リチャード・ルイスほか グラインドボーン音楽祭合唱 ジョン・プリッチャード指揮ロイヤル・フィル グラインドボーン音楽祭音楽監督を1960年代~70年代にかけてと務めた英国の実力派指揮者ジョン・プリッチャ […]

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近衛秀麿&読売日響のベート―ヴェン「交響曲第9番」

今回も懐かしの1枚、日本のオーケストラ草分け的存在として知られた近衛秀麿(1898~1973)のベート―ヴェン「交響曲第9番ニ短調”合唱付き”」を取り上げてみたい。 紹介LPは1969年にリリースされた読売日本交響楽団と […]

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バッハのスペシャリスト、クルト・トーマスによる「コーヒー・カンタータ&農民カンタータ」

今回はバッハのスペシャリスト、ライプツィヒの聖トーマス教会(写真1)カントルも務めたクルト・トーマス (Kurt Thomas/1904~1973)指揮する数多くの名盤から「コーヒー・カンタータBWV 211(お静かに、 […]

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エリク・テン=ベルクによるベート―ヴェン「皇帝」

前回に続き、もう1枚ステレオ録音による「五大ピアノ協奏曲シリーズ」(日本コロムビア/独Opera音源)から取り上げてみたい。 今回はベートーヴェンも得意としたSP録音時代から活躍、音楽学者としても知られたエリク・テン=ベ […]

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ヤコブ・ギンペルによるグリーグ&シューマン「ピアノ協奏曲」

ポーランド出身20世紀の名ピアニスト、ヤコブ・ギンペル(Jacob Gimpel/1906~1989、写真1)のレコードも中学時代からよく針をおろし慣れ親しんだ1枚である。 紹介盤のグリーグ&シューマンのピアノ協奏曲は日 […]

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ベニー・グッドマンによるウェーバー「クラリネット協奏曲」

連日の猛暑が続く中、久しぶりにLPレコード整理中にベニー・グッドマン(Benny Goodman/1909~1986-写真1)の懐かしい1枚が出てきたので取りあげてみたい。 彼は米国出身、ジャズとクラシックの二刀流で大活 […]

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