ユリウス・パツァークのシューベルト「冬の旅」

ウィーン出身名テノール、ユリウス・パツァーク(Julius Patzak/1898~1974、写真1)が歌うシューベルト歌曲集「冬の旅」(全曲)である。 1964年のステレオ録音、原盤はオーストリア老舗レーベルのプライザ […]

続きを読む
アンソニー・コリンズ&ロイヤル・フィル 「ポピュラー・コンサート・アルバム」

アンソニー・コリンズ(Anthony Collins/1893~1963、写真1)の名盤と云えばやはりロンドン交響楽団との1950年代前期の英デッカ録音シベリウス交響曲全集であろう。 ちなみに日本ではこのうち「第1番」と […]

続きを読む
ジーナ・バッカウアーによるムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」

ジーナ・バッカウアー(Gina Bachauer/1913~1976)、ギリシャ出身20世紀の才媛ピアニストのひとりベートーヴェンやブラームスを大変得意とした。 ムソルグスキー組曲「展覧会の絵」(1956年HMVモノラル […]

続きを読む
エドゥアルト・リンデンベルク指揮北西ドイツ・フィルによるドヴォルザーク「新世界から」

エドゥアルト・リンデンベルク(Edouard Lindenberg/1908~1973)、日本では知る人ぞ知る指揮者と思われる。 彼はルーマニアの首都ブカレスト出身、自国のブカレスト・フィルを振り後にフランスに指揮活動の […]

続きを読む
鬼才マゼール、若き日のグラモフォン録音から、シューベルト交響曲第5番・第6番

鬼才ロリン・マゼール(Lorin Maazel/1930~2014)の若き日の独グラモフォン録音からシューベルト交響曲第5番変ロ長調D.485&第6番ハ長調D.589がカップリングされた1枚を今一度取り上げてみた […]

続きを読む
シャルル・ミュンシュ、オネゲル”交響曲第2番”ライブ盤

シャルル・ミュンシュ(Charles Munch/1891~1968)のアルテュール・オネゲル(Arthur Honegger/1892~1955)のスペシャリストでもあり定評があった。 第二大戦下に作曲されたこの「交響 […]

続きを読む
現代の吟遊詩人”ジョルジュ・ムスタキ”―ベスト・アルバム

今回は20世紀の吟遊詩人とも呼ばれたフランスのシンガーソング・ライター、ジョルジュ・ムスタキ(Georges Moustaki/1934~2013)のベスト・アルバムを取り上げてみたい。 彼はエジプト、アレクサンドリア出 […]

続きを読む
エラート1000シリーズ 「バロックの大作曲家たち」特典LPから

今回は過去にも紹介した「エラート1000シリーズ-“バロックの大作曲家たち」(1970代初頭リリース)の特典盤から様々な演奏形態によるバッハのコラール「主よ、人の望みの喜びよ」を原曲と共に収めた1枚を取り上げてみたい。  […]

続きを読む
アダム・フィッシャー&デンマーク放送シンフォニエッタによるモーツァルト交響曲集、第15番K.124~第18番K.130

今回は久々にCDから1枚取り上げてみたい。 紹介CDは今年75歳を迎えるハンガリーの世界的名指揮者アダム・フィッシャー(Ádám Fischer)がデンマーク放送シンフォニエッタ首席指揮者時代に完結したモーツァルト交響曲 […]

続きを読む
ミシェル・オークレール、メンデルスゾーン&チャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」

〜ロベルト・ワーグナー指揮インスブルック響 、ステレオ録音(国内初期盤)〜 探し物は探す時にはなかなか見つからない。 今回の紹介レコード、ミシェル・オークレール(Michèle Auclair/1924~2005 写真1 […]

続きを読む