ブルーノ・ワルターによるベートーヴェン「交響曲第6番”田園”」
ブルーノ・ワルター(Bruno Walter/1876~1962)はアコースティック録音(ラッパ吹き込み録音)時代からレコード録音に取り組み晩年のステレオ録音に至るまでその数は膨大である。 今回スポットをあてるベートーヴェン「交響曲第6番”田園”」も1936年ウィーン・フィル盤(写真1-SP5枚組-日本コロムビア2VH224レーベル面)、1946年フィラデルフィア管弦楽団盤 (写真2 LPジャケット、CBSソニーSOCF 106モノラル盤)、1958年ステレオ録音-コロムビア交響楽団盤(写真3 LPジャケット、CBSソニーSONC 10102)と3種類の録音を残しているが1枚選ぶとするなら当然、演奏・録音共にバランスがとれたコロムビア響との優美なステレオ盤となるだろう。