シャルル・デュトワ&フィラデルフィア管弦楽団によるラフマニノフ「交響曲第2番」

シャルル・デュトワ(Charles Dutoit//1936~  )は個人的にモントリオール交響楽団とのイメージが強いが今回スポットをあてるフィラデルフィア管弦楽団とのラフマニノフ「交響曲第2番」も素晴らしい。 彼がこの楽団の首席指揮者に就任する以前、1993年のデジタル・セッション録音でこのコンビによる「ラフマニノフ交響曲全集盤」完結録音でもあった。 ロシア音楽も得意とした格調高い演奏に魅了される。 また「第1楽章」終結部にティンパニーを一打加えているところも印象的である。 紹介CDは1995年リリースの英デッカ盤で1991年録音の幻想曲「岩」も収められている (写真 CDジャケット、英デッカ440 604-2)。

写    CDジャケット(英デッカ 440 604-2)