シャルル・ミュンシュ、オネゲル”交響曲第2番”ライブ盤

シャルル・ミュンシュ(Charles Munch/1891~1968)のアルテュール・オネゲル(Arthur Honegger/1892~1955)のスペシャリストでもあり定評があった。 第二大戦下に作曲されたこの「交響曲第2番」(1941)は翌年ミュンシュ&パリ音楽院管弦楽団により世界初レコード録音されている。  今回紹介する二つのライブ盤は1964年9月スペインのサン・セバスチャン(San Sebastian)におけるフランス国立管弦楽団と1965年5月、彼が単身でモスクワに趣き当時のソヴィエト国立交響楽団に客演した貴重ライブ録音である。  前者が仏「AUVIDIS VALOIS」1998年リリース盤、後者は露「Melodiya」2014年リリース盤である。  いずれも甲乙つげがたい名演、とりわけメロディア盤ステレオ・ライブの高音質に驚いた (写真1 CDジャケット、仏AUVIDIS VALOIS V4831/写真2  CDジャケット、露MELODIYA –MEL CD 10 02279)。

写真1    CDジャケット(仏AUVIDS VALOIS V4831)1998年リリース盤

 

写真2 CDジャケット(露Melodiya-MEL CD 10 02279)2014年リリース盤