ハイドン・スペシャリスト ”モーゲンス・ヴェルディケ” もう1枚
ハイドンのスペシャリストであるモーゲンス・ヴェルディケ(Mogens Wöldike/1897~1988、写真1)については以前「漫遊記1566」で取り上げているが今回もう1枚「交響曲第103番」通称「太鼓連打」を紹介したい。 裏面に紹介済みの「第104番“ロンドン“」がカップリングされた米ヴァンガード(VANGUARD)のステレオ音源である。 紹介国内盤は1962年にキング・レコードよりVANGUARD STEREOLABレーベルでリリースされた (写真2 LPジャケット、キングSVY 11/写真3 LPレーベル面)。 ヴェルディケはステレオ最初期にこれらの「ザロモン・セット(第93番~第104番)」全曲を録音しており端正でキレのある演奏に定評があった。 日本での知名度はいまいちだったようだが2004年に「第100番“軍隊“、第101番“時計“」が日本コロムビアからCD化されている。