レフ・マルキス&新アムステルダム・シンフォニエッタのライブ盤、1991

新アムステルダム・シンフォニエッタ(NIEUW SIFONIETTA AMSTERDAM)はモスクワ出身、キリル・コンドラシンに学びオランダに移住した指揮者レフ・マルキス(Lev Markiz、写真1)が1981年に創設した室内オーケストラである。 今回の紹介CDはそのマルキス率いる合奏団が1991年4月崩壊前のソヴィエト連邦に演奏旅行を行った際、4月26日・28日にレニングラード(現、サンクトペテルブルグ)で行われたコンサート・ライブ盤(2CDセット)である。 モーツァルト「交響曲第29番」、シューベルト「交響曲第5番」をはじめヤナーチェクの「弦楽合奏のための組曲」(1877)やストラヴィンスキーの「弦楽のための協奏曲」(通称「バーゼル協奏曲」1946)などが収録されていることも興味深かった。 紹介盤2CDセットはオランダのマイナー・レーベルGLOBEから1991年にリリースされた (写真2 CDジャケット、蘭GLOBE GLO-6007 /写真3 CD演奏・録音データ)。

写真1    レフ・マルキス(CDブックレットから)

写真2    CDジャケット(蘭GLOBE-GLO 6007)

写真3    CD演奏・録音データ