カール・ベームの「フィガロの結婚」全曲、1968年録音
前々回、前回と取り上げたカール・ベームによる一連の「モーツァルト3大オペラ」録音(独グラモフォン)から今回は第3弾「フィガロの結婚」全曲盤を紹介したい。 この録音は1968年3月に第1弾の「魔笛」と同会場、ベルリンのイエ […]
カール・ベームの「ドン・ジョヴァンニ」、1967年プラハ録音
前回に続き巨匠カール・ベーム(写真1)、モーツァルト・オペラ全曲録音から発売当時大変話題となったドン・ジョヴァンニ(1967年プラハ録音)を取り上げてみたい。 このオペラは1787年10月、モーツァルト自身の指揮で作曲が […]
カール・ベームの「魔笛」全曲、グラモフォン盤
巨匠カ―ル・ベ―ムが得意としたモーツアルトのオペラから「魔笛」全曲盤にスポットをあててみたい。 彼はステレオ録音最初期1955年、ウィ―ン・フィルと英デッカに録音した名盤もあるが今回はベルリン・フィルと再録音した独グラモ […]
現代音楽の推進者ヘルマン・シェルヘンのオネゲル
現代音楽のスペシャリストとしても知られた名匠ヘルマン・シェルヘン(Hermann Scherchen/1891~1966、写真1)唯一のオネゲル管弦楽曲集アルバムを取り上げてみたい。 このアルバムは彼が1954年9月に米 […]
マリア・カラスの「トゥーランドット」、1957
今回は20世紀最大のプリマ・ドンナといわれたマリア・カラス(Maria Callas/1923~1977)唯一の録音となったプッチーニの「トゥーランドット」を紹介したい。 この録音は1957年7月ミラノのスカラ」における […]
トゥリオ・セラフィンの”ロッシーニ序曲集”、1963
今回は20世紀のイタリア・オペラ界の重鎮、トゥリオ・セラフィン(Tullio Serafin/1878~1968 ・写真1)が独グラモフォンに1963年に録音したロッシーニのオペラ序曲集を紹介したい。 管弦楽はセラフィン […]
ツィモン・バルトのラフマニノフ&バルトーク
今回は今年1月N響定期(Cプロ-指揮クリストフ・エッシェンバッハ)にソリストとして客演した米国フロリダ出身ピアニスト「ツィモン・バルト(Tzimon Barto)」のアルバムから紹介したい。 このLPは彼が新進ピアニスト […]
ラファエル・クーベリック&バイエルン放送響「ウェーバー”序曲集”」
今回紹介したいLPは現在も時々針をおろすラファエル・クーベリック&バイエルン放送交響楽団のウェーバー「序曲集」である。 クーベリックが「バイエルン放送響」の首席指揮者に就任したのは1961年だったと思うがこのアルバムは就 […]
名手ジェルヴァーズ・ド・ペイエの「クラリネット協奏曲」名盤から
今回はクラリネットの名手ジェルヴァーズ・ド・ペイエ(Gervase de Peyer/1926~2017)の名盤から紹介したい。 フランス系の名前だが彼はロンドン出身で1955年から72年かけてロンドン交響楽団の首席クラ […]
管弦楽版によるエリック・サティ作品を集めた珍盤
20世紀フランス近代音楽の特異な作曲家として知られたエリック・サティ(Erik Satie/1866~1925、写真1)のちょっと珍しいアルバムを取り上げてみたい。 このLPレコードはロンドン出身(後にオーストラリア帰化 […]