ジャン=クロード・マルゴワールによるヘンデル「水上の音楽」全曲盤

ヘンデルの名曲「水上の音楽」は作曲過程から謎が多い作品である。 今回の紹介盤はパリ管弦楽団のコール・アングレ(イングルッシュ・ホルン)奏者だったジャン=クロード・マルゴワール (Jean-Claude Malgoire( […]

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マーキュリー・リヴィング・プレゼンスの懐かしのLPから

今回は米マーキュリー・レコードがステレオ・ハイファイ時代に誇ったマーキュリー・リヴィング・プレゼンス (Mercury Living Presence)音源から懐かしの1枚を取り上げてみたい。 紹介LPは1963年にフィ […]

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ミュンシュ&ニュー・フィルハーモニア管による「カルメン&アルルの女」デッカ/フェーズ4録音

1960年代に入りLPレコードもステレオ・ハイファイ録音時代を迎える。 今回はその中から当時注目された英デッカ/フェーズ4(Phase 4)録音からシャルル・ミュンシュ(Charles Munch/1891~1968)& […]

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オイストラフ父子によるモーツァルト「協奏交響曲変ホ長調K.364、英デッカ録音

ダヴィッド&イーゴリ・オイストラフ父子がキリル・コンドラシン率いるモスクワ・フィルハーモニー管弦楽団と共に来日し名演を披露したのはもう半世紀以上に遡る1967年4月のことである (写真1 1967年のモスクワ・フィル来日 […]

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名クラリネット奏者”ハインリヒ・ゴイザー”の名盤/モーツアルト&ウェーバー「クラリネット五重奏曲」

今回は ドイツの20世紀名クラリネット奏者ハインリヒ・ゴイザー(Heinrich Geuser/1910~1996、写真1)の懐かしの名盤から1枚取り上げてみたい。 彼はベルリン・シュターツカペレやベルリンRIAS交響楽 […]

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イゴール・マルケヴィチ&シンフォニー・オブ・ジ・エアー/ベートーヴェン「交響曲第3番”エロイカ”」

現在のウクライナ出身、個性派指揮者のひとりイゴール・マルケヴィチ(Igor Markevitch/1912~1983)のアメリカ・デビューは1955年のボストン交響楽団客演から始まった。 この年、5月にはシンフォニー・オ […]

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コンヴィチュニー&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管/ベートーヴェン「田園」、1959

フランツ・コンヴィチュニー(Franz Konwitschny/1901~1962)&ライプツヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団による「ベートーヴェン交響曲全集盤」(1959-61旧東独エテルナ/ステレオ録音)は彼の名盤の一つ […]

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プロコフィエフ「交響曲第2番ニ短調」作品40

プロコフィエフ「交響曲第2番ニ短調 作品40」は1924年~25年にかけてパリ在住時代に作曲された。 完成直後セルゲイ・クーセヴィツキーの指揮によりパリで初演されているが聴衆の反応はいまいちだったようだ。  不協和音が鳴 […]

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ドヴォルザーク「交響曲第2番変ロ長調 作品4  」

ドヴォルザークの全9曲の楽譜出版が揃ったのはドヴォルザーク没後57年が経過した1961年だった。 ちなみに今回スポットをあてる「第2番変ロ長調」の出版は1959年の事である。 この「第2番」の作曲はドヴォルザーク24歳の […]

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フェドセーエフ、チャイコフスキー自筆楽譜による「悲愴」世界初録音盤

今回はこの8月5日(2023年)に91歳を迎えたロシアの名匠ウラディミール・フェドセーエフ(Vladimir Fedoseev/1932~ )指揮するモスクワ放送交響楽団によるチャイコフスキー自筆楽譜による世界初録音盤( […]

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