アンタル・ドラティ&デトロイト響によるグローフェ、コープランドほか管弦楽曲アルバム
一昨日(漫遊記1083)で紹介したオーマンディ盤と並び今回のドラティ盤も忘れ得ぬ名盤である。 こちらはアンタル・ドラティがデトロイト交響楽団音楽監督時代のデジタル録音盤(1981年~82年録音)で紹介盤は1984年2LP […]
アンドレ・プレヴィン&ロンドン響によるラフマニノフ管弦楽のための幻想曲 ”岩”、1967
ラフマニノフの管弦楽のための幻想曲 ”岩”作品7は彼がモスクワ音楽院卒業後の1893年に作曲した最初期の管弦楽作品である。 生演奏には滅多に接することがない交響詩的作品だがチェーホフの短編小説から着想され楽譜の冒頭には1 […]
オーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団によるコープランド
〜舞踊組曲「ビリー・ザ・キッド」・「アパラチアの春」〜 今回はユージン・オーマンディ指揮&フィラデルフィア管弦楽団によるコープランド舞踊音楽の傑作「ビリー・ザ・キッド」と「アパラチアの春」(組曲版)を収めたLPアルバムを […]
イダ・ヘンデルの貴重放送用録音から(2/2)<チャイコフスキー&ドヴォルザーク>
前回に続いてもう1枚、独ヘンスラーレーベルから2010年にリリースされたイダ・ヘンデルの放送用貴重録音からチャイコフスキー&ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲を紹介したい。 CDブックレットの録音データによればチャイコフ […]
イダ・ヘンデルの放送用貴重録音から (1/2) <ブラームス&メンデルスゾーン>
昨年91歳で天寿を全うした世界的名女流ヴァイオリニストのイダ・ヘンデルの貴重放送用録音から2回にわけ紹介したい。 彼女はLP初期に英HMV(EMI)にそこそこの録音をしているが日本ではほとんど紹介されることがなかったよう […]
ミヒャエル・ギーレン&南西ドイツ放送響によるブルックナーの交響曲第8番、1990
現代音楽のスペシャリストでもあったドイツの名匠ミヒャエル・ギーレン(Michael Gielen/1927~2019)は国内盤のレコード、CDが数少なかったためか日本では地味な存在だった。 しかし彼がバーデン=バーデンの […]
アンドレ・プレヴィン&ロイヤル・フィルによるエルガー「エニグマ変奏曲」ほか
アンドレ・プレヴィン(André Previn/1929~2019)はイギリス音楽を大変得意とし数多くの録音を残しているが今回紹介するエルガー作品のエニグマ(謎)変奏曲、行進曲「威風堂々」はこのロイヤル・フィルハーモニッ […]
オイゲン・ヨッフム&ドレスデン国立管による不滅の名盤「ブルックナー交響曲第8番」
ブルックナーのスペシャリスト、オイゲン・ヨッフム(Eugen Jochum、1902~1987)のドレスデン国 立管弦楽団によるブルックナー交響曲全集 (ドレスデン・聖ルカ教会セッション録音) はEMIと当時の東独VEB […]
カラヤン&ベルリン・フィルによるドイツ序曲集、1960リマスター盤
今回の紹介盤LPはカラヤン&ベルリン・フィルのEMI録音で1960年9月のベルリンのグリュンネヴァルト教会におけるステレオ・セッションである。 カラヤンのフィルハーモニア管弦楽団と掛け持ち録音時代の1枚である。 収録作品 […]
ロリン・マゼールのツェムリンスキー「叙情交響曲」世界初録音盤、1981
世界的名歌手フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、ユリア・ヴァラディ(ソプラノ)をソリストに迎えたマゼール&ベルリン・フィルによる1981年世界初録音となったツェムリンスキー「叙情交響曲」は当時注目された名盤である。 […]