ハンス・ロスバウトのブルックナー7番

オーストリアのグラーツ出身の名指揮者ハンス・ロスバウト(Hans Rosbaud /1895~1962、写真1)は新ウィーン楽派の作品や現代作品を得意としさらにブルックナーやマーラーの交響曲にも定評があった。 ただ彼の国 […]

続きを読む
アルゲリッチ&アバド初共演LP盤

マルタ・アルゲリッチの初来日は今からちょうど半世紀前の1970年だったと思う。 また当時の公演チラシやこの紹介盤LPなどはドイツ語読みで「アルゲリッヒ」と紹介されていたことも懐かしい (写真1  アバドとのリハーサル時の […]

続きを読む
ルドルフ・ケンペ の「ウィーン・フィルの休日」、1961

ルドルフ・ケンペ(Rudolf Kempe /1910~1976)も「ウィーン・フィルの休日(Vienna Philharmonic ‘On Holiday’)」と題する粋なアルバムを遺している。 1961年のウィーン楽 […]

続きを読む
夭折の名指揮者グィード・カンテッリ

巨匠アルトゥーロ・トスカニーニの目に留まり欧米を駆け巡って活躍していたイタリアの名指揮者グィード・カンテッリ(Guido Cantelli)は1956年11月、ニューヨーク・フィルハーモニック客演のため搭乗した航空機が離 […]

続きを読む
名匠クルト・アイヒホルンのブルックナー

ミュンヘン出身の名匠クルト・アイヒホルン(Kurt Eichhorn /1908~1994)は元来オペレッタやオペラを得意とした指揮者だった。 彼は1990年よりリンツ・ブルックナー管弦楽団(Bruckner Orche […]

続きを読む
ブーレーズ&ウィーン・フィル/ブルックナー交響曲第8番ライブ盤、1996

1996年9月ブルックナー没後100年を記念してゆかりの聖フローリアン修道院 (写真1  筆者撮影)で開催されたピエール・ブーレーズが指揮するウィーン・フィルによるブルックナー交響曲第8番のコンサート・ライブ盤である。  […]

続きを読む
オーマンディ&バイエルン放送響、1959年ライブ盤

フィラデルフィア管弦楽団の音楽監督を40年以上に渡り務めたユージン・オーマンディ(Eugene Ormandy / 1899~1985)はヨーロッパのオーケストラへの客演は少なかったが今回取り上げるバイエルン放送交響楽団 […]

続きを読む
オネゲル作曲「パシフィック231」

「フランス6人組」のひとりアルテュール・オネゲル(Arthur Honegger /1892~1955、写真1)は大の鉄道ファンとしても知られた作曲家だった。 彼は映画音楽も手掛けておりアベル・ガンス(Abel Ganc […]

続きを読む
ヘルベルト・ケーゲル、異色の名盤「アルルの女」

初リリース当時はそれほど話題に上らなかったヘルベルト・ケーゲル(Herbert Kegel / 1920~1990、写真 1)&ドレスデン・フィルによるビゼーの名曲「アルルの女」第1・第2組曲は知る人ぞ知る異色の名盤とし […]

続きを読む
コンヴィチュニー指揮のショスタコーヴィチ交響曲10、11番

フランツ・コンヴィチュニーのショスタコーヴィチ交響曲録音は珍しい。 おそらくこの「第10番」(ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団・1954年6月録音)・「第11番 "1905年"」(シュターツカペレ・ドレスデン・19 […]

続きを読む