A.デイヴィス&フィルハーモニア管/エルガーの交響曲ライヴ盤

今回はイギリス近代音楽のスペシャリストとして知られる「サー・アンドリュー・デイヴィス(Sir Andrew Davis)」(写真1)が「フィルハーモニア管弦楽団」を振ったエルガー「交響曲」ライヴ盤を紹介したい。 この「2CDセット」は英国「シグナム・クラシックス(Signum Classics)」レーベルより2010年にリリースされた(写真2  エルガー「交響曲」ライヴ盤、2CDセット・ジャケット、英Signum Classics SIGCD-179)。 このライヴ録音は2007年4月・5月にロンドンの「クイーン・エリザベス・ホール」で行われている。 エルガーが生涯に完成した「第1番変イ長調・第2番変ホ長調」のほか「第1番」と共に演奏された演奏会用序曲「フロワッサール」も収録されている。 彼はこれ以前「BBC交響楽団」首席指揮者時代「テルデック」にもエルガーの交響曲2曲をセッション録音しているがこの「フィルハーモニア管弦楽団」との演奏もライヴならではのエネルギッシュなスケール感が魅力的である(写真3  CD収録作品)。

写真1    Sir Andrew Davis(インターネット画像から)

写真2    「エルガー交響曲第1番・第2番ほか」サー・アンドリュー・デイヴィス&フィルハーモニア管ライヴ盤(英Signum Classics-SIGCD179)

写真3    CD収録作品(第1番第1楽章演奏時間7:32は20:26の誤り)