サー・マルコム・サージェントのウォルトン「交響曲第1番」、1966年録音

英国の名匠サー・マルコム・サージェント(Sir Malcolm Sargent/1895~1967)は20世紀の現代作曲家「サー・ウィリアム・ウォルトン (Sir William Walton/1902~1983)」と親交が深く今回紹介する「ニュー・フィルハーモニア管弦楽団」とのセッション「交響曲第1番」(1966年録音)は作曲者ウォルトンも立ちあって行われている。 この英EMI初出LPジャケット裏面解説にはレコーディング終了後にウォルトン直筆によるサージェント宛に送られたメッセージが掲載されている (写真1  英EMI LPジャケット・SXLP 30138、1967/写真2  LPジャケット裏面解説)。 筆者はサージェントが遺したステレオ録音のなかでも秀逸な1枚と思っている。

写真1    サー・マルコム・サージェント&ニュー・フィリハーモニア管「ウォルトン交響曲第1番」英EMI 初出盤LPジャケット(SXLP 30138) 1966年録音

写真2     LPジャケット裏面/録音に立ち会ったウォルトン自身からサージェント宛直筆メッセージが掲載されている