スクロヴァチェフスキ、「ミネソタ管」音楽監督時代の録音から

ポーランド出身、「読売日響」桂冠名誉指揮者も務め日本のファンも多かったスタニスラフ(スタニスワフ)・スクロヴァチェフスキ(Stanisław Skrowaczewski、1923~2017、写真1)がミネソタ管弦楽団音楽監督時代に録音した1枚である。 1974年11月米VOX録音で舞踊音楽マ・メール・ロワ(Ma mère l’oye)全曲とダフニスとクロエ(Daphnis et Chloé)第1・第2組曲が合唱付きで収録されている。 20世紀音楽も得意としたスクロヴァチェフスキだけあってシャープで色彩感豊かな粋なラヴェルを聴かせている。 ダフニスとクロエで共演する地元ミネソタの歴史あるセント・オラフ合唱団(The St. Olaf Choir)のハーモニーも美しくまた録音が大変素晴らしい。 紹介盤のCDは1987年に米MMG/VOX Primaから「ウォレット紙ジャケット仕様」でリリースされた (写真2 CDジャケット、米VOX/Prima-MWCD-7142 /写真3 CD演奏・録音データ)。

写真1    スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(インターネット画像から)

写真2    CDジャケット(米MMG VOX Prima-MWCD 7142)

写真3    CD演奏・録音データ